京都大賞典2020の優勝馬は、8番人気以内が高確率!など、確率分布グラフを用いて統計的な予想をします。今回は10/11(日)京都競馬場のGⅡ京都大賞典(芝2400m:別定)を過去データを用いて統計計算して予想します。
多くのサイトで人気や馬番などの傾向分析をしていますが、どの傾向を重視して良いか、分からないですよね(人気?馬番?斤量?)。
当サイトは中央競馬の重賞を統計計算して、どの傾向が重要かを示して、精度の高い予想をします。
前週は、スプリンターズSの参考の15年データ馬単◎○でしたが、本予想の馬券は取れませんでした。前週の実績はこちらからご覧ください。
当サイトは中央競馬の重賞を統計計算して、どの傾向が重要かを示して、精度の高い予想をします。
前週は、スプリンターズSの参考の15年データ馬単◎○でしたが、本予想の馬券は取れませんでした。前週の実績はこちらからご覧ください。
1.京都大賞典の人気について統計解析した結果
まずは、馬券に絡む確率の高い「人気」についてのまとめです。
下図は、過去10年間の統計解析から、各人気ごとの好走確率を算出した結果です。
例えば優勝馬(赤線)は、統計的には2本の赤点線間にあたる1~8番人気の馬が優勝する確率が70%ということになります。
下図は、過去10年間の統計解析から、各人気ごとの好走確率を算出した結果です。
例えば優勝馬(赤線)は、統計的には2本の赤点線間にあたる1~8番人気の馬が優勝する確率が70%ということになります。

- ※)凡例の「信頼度」は、予想の信頼性をランク分けしたものです。優勝馬・1~3着馬の人気に対する偏差値を基にS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けて、「C以上では、人気で好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能、EとFは信頼性が低いため人気からの予測が不可能」と考えています。(上図で感覚的に言うと、緑の山に対して、赤の山や青の山が離れているほど「信頼性があり」となります)
上図より、全馬の平均(緑の山)と比較すると、優勝馬(赤い山)と1~3着馬(青い山)とも上位人気に偏っています。このことは、上位人気馬が馬券に絡む確率が高いことを意味しています。
また、グラフの凡例にある通り、優勝馬予想の信頼度はCと高いので、人気から優勝馬の予想が可能と考えられます。
さらに、1~3着馬予想の信頼度もBと高いので、人気から予想が可能と考えられます。
なお、グラフでは、1番人気よりも2番人気の確率が高くなっていますが、これは0番人気やマイナス人気が無いためで、赤や青の山の左側の確率については、あまり参考にしない方が良いと思います。
また、グラフの凡例にある通り、優勝馬予想の信頼度はCと高いので、人気から優勝馬の予想が可能と考えられます。
さらに、1~3着馬予想の信頼度もBと高いので、人気から予想が可能と考えられます。
なお、グラフでは、1番人気よりも2番人気の確率が高くなっていますが、これは0番人気やマイナス人気が無いためで、赤や青の山の左側の確率については、あまり参考にしない方が良いと思います。
2.京都大賞典の馬番について統計解析した結果
次に、下図は、過去10年間の統計解析から、各馬番ごとの好走確率を算出した結果です。その結果、好走予想馬は、
- 優勝馬予想:信頼度がDとやや低いので、馬番からの予想不可能
- 1~3着馬予想:信頼度がEFと低いので、馬番からの予想不可能(青い山と緑の山がほぼ重なっているので、平均との差がなく、視覚的にも予測不可能なことが分かります)

- ※)凡例の「信頼度」は、予想の信頼性をランク分けしたものです。優勝馬・1~3着馬の馬番としての偏差値を基にS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けて、「C以上では、馬番で好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能、EとFは馬番での予測不可能」と考えています。(上図で感覚的に言うと、緑の山に対して、赤の山や青の山が離れているほど「信頼性があり」となります)
- ※)同色の2本の縦の点線については、この間に「70%の確率で好走馬が来る」ということを示しているものです。
3.京都大賞典の第4コーナーでの位置について統計解析した結果
次に、下図は、過去10年間の統計解析から、第4コーナーでの位置取り(番手)ごとの好走確率を算出した結果です。その結果、好走馬の馬券対象となったレースの平均位置取りからの好走予想馬は、
- 優勝予想馬:信頼度がEFと低いので、4コーナー位置からの予想不可能
- 1~3着予想馬:信頼度がDとやや低いので、4コーナー位置からの予想不可能

- ※)凡例の「信頼度」は、予想の信頼性をランク分けしたものです。優勝馬・1~3着馬の4コーナー位置に対しての偏差値を基にS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けて、「C以上では、4コーナー位置で好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能、EとFは予測不可能」と考えています。(上図で感覚的に言うと、緑の山に対して、赤の山や青の山が離れているほど「信頼性があり」となります)
- ※)同色の2本の縦の点線については、この間に「70%の確率で好走馬が来る」ということを示しているものです。
下記に投票いただくとありがたいです。

4.京都大賞典の馬体重について統計解析した結果
次に、下図は、過去10年間の統計解析から、馬体重ごとの好走確率を算出した結果です。その結果、馬体重からの好走予想馬は、
- 優勝予想馬:信頼度がEFと低いので、馬体重からの予想不可能
- 1~3着予想馬:信頼度がEFと低いので、馬体重からの予想不可能

5.京都大賞典の斤量について解析結果した結果
次に、下図は、過去10年間の統計解析から、斤量ごとの好走確率を算出した結果です。その結果、斤量からの好走予想馬は、
- 優勝予想馬:信頼度がDとやや低いので、斤量からの想定不可能
- 1~3着予想馬:信頼度がDとやや低いので、斤量からの想定不可能

下記に投票いただくとありがたいです。

6.京都大賞典の馬齢について統計解析した結果
次に、下図は、過去10年間の統計解析から、馬齢ごとの好走確率を算出した結果です。その結果、馬齢からの好走予想馬は、
- 優勝候補:信頼度がDとやや低いので、馬齢からの想定不可能
- 1~3着候補:信頼度がDとやや低いので、馬齢からの想定不可能

下記に投票いただくとありがたいです。

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7.京都大賞典の牝馬について統計解析した結果
牝馬の好走についての相関性についてです。過去の牝馬の成績は、牡馬とほぼ同等の成績を残しています。
よって、性別から好走馬を予想することは、無意味であるという解析結果になりました。
8.その他の京都大賞典についての解析結果
●単勝のオッズを統計解析すると、
- 優勝馬のオッズ :平均で30倍(可能性の高い範囲は85倍以下)
- 1~3着馬のオッズ:平均で18倍(可能性の高い範囲は51倍以下)
9.京都大賞典の統計解析についてのまとめ
(1)優勝馬の統計的な傾向
以上の分析結果から、優勝馬を予想するには、
- 人気から予想する
統計的な予想としては、下表の×がない馬が優勝候補に想定されます。印は、計算結果を点数化して、高得点の馬に重い印をつけています。(10/11確定)

- ×がある馬は70%確率範囲から外れるため、優勝候補の対象外とする。また、△は優位な可能性がある(信頼度D)ので、点数化するときに加点。
- 人気はnetkeiba.comさんを参考。馬体重は前走の馬体重を適用、第4コーナーでの位置は出走馬の1~3着実績平均位置取りを適用。
優勝馬予想は、馬番など情報が入り次第、随時更新します。
(2)1~3着馬の統計的な傾向
上記の分析結果から、3着までの馬を予想するには、以下の項目で予想した方が良いようです。
- 人気から予想する
下表の×がない馬が1~3着候補に想定されます。印は、計算結果を点数化して、高得点の馬に重い印をつけています。(10/11確定)

- ×がある馬は1~3着候補の対象外とする。また、△は優位な可能性がある(信頼度D)ので、点数化するときに加点。
- 人気はnetkeiba.comさんを参考。馬体重は前走の馬体重を適用、第4コーナーでの位置は出走馬の1~3着実績平均位置取りを適用。
1~3着馬予想は、馬番など情報が入り次第、随時更新します。
10.前週の振返り
前週は、スプリンターズSの参考の15年データ馬単◎○でしたが、本予想の馬券は取れませんでした。(1)スプリンターズステークス
①優勝馬予想

(2)シリウスステークス
①優勝馬予想

予想については以上ですが、時間があれば、当サイトの使い方・特長をこちら(別窓)からご覧ください。