中山金杯2020のデータ分析結果


中山金杯の優勝は4番人気まで、など競馬歴30年の東工大出身者が、中山金杯の過去10年間の好走馬の人気・馬番などを統計処理して、好走する馬の条件を分析しました。
過去に好走した馬たちは、何が優れていたのかを偏差値や平均値を用いて、数値化したのです。


 ※スプリンターズS2019年から阪神JF2019年の記事は、こちら ↓↓↓
過去重賞分

1.人気と好走の関係性

 まずは、好走した馬たちの人気についてです。下表のとおり、過去10年間の1着馬は平均2番人気で、4番人気以内の馬が1着になる確率が高いです。
なお、1着馬は、1番人気が10頭中4頭います。また、5番人気までに10頭中10頭入っています。優勝するには、かなりの人気が必要なようです。
人気の平均値 可能性の高い範囲
1着馬  2番人気 1~4番人気
1~3着馬
 4番人気
1~8番人気
全馬平均  8番人気 4~13番人気
 ※「可能性の高い範囲」は、68%確率の範囲とした。

また、人気を成績と考えると、1着馬は偏差値63で、1~3着馬でも59と、1着馬も1~3着馬も人気は優秀です。
偏差値(人気)
1着馬   63
1~3着馬   59
全馬平均   50

人気から1着馬を予想するときの信頼度は、1~3着馬を予想するときの信頼度はとなります。人気から好走馬を予想することは可能だと考えられます。
※赤の太字は、1着馬など好走馬の偏差値をS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けしたものです。C以上では人気で好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能と考えています。具体的なランク分け基準は、下段に記載しています。


2.馬番と好走の関係性

 次に、馬番です。1着馬は、馬番が小さい方が優位なようです。1~3着馬は馬番が小さい方がやや優位なようです。

また、馬番から1着馬を予想するときの信頼度は、1~3着馬を予想するときの信頼度はとなります。 馬番から1着馬を予想することは可能と考えられます。
※赤の太字は、1着馬など好走馬の偏差値をS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けしたものです。C以上では好走馬は他より優れていると判断して、好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能と考えています。
馬番の平均値 可能性の高い範囲
1着馬   6番  2~9番
1~3着馬   7番  3~11番
全馬平均   8番  4~13番



3.第4コーナーでの位置と好走の関係性

 第4コーナーでの位置は、1着馬は前の位置が優位なようです。1~3着馬は前の位置がやや優位なようです。

また、第4コーナー位置から1着馬を予想するときの信頼度は、1~3着馬を予想するときの信頼度はとなります。第4コーナーの位置から1着馬を予想することは可能と考えられます。
※赤の太字は、1着馬など好走馬の偏差値をS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けしたものです。C以上では好走馬は他より優れていると判断して、好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能と考えています。
番手の平均値 可能性の高い範囲
1着馬  5番手  3~7番手
1~3着馬  6番手  2~9番手
全馬平均  8番手  3~12番手



4.馬体重と好走の関係性

 馬体重は、1着馬は重量馬がやや優位なようです。1~3着馬は相関がないようです。

また、馬体重から1着馬を予想するときの信頼度は、1~3着馬を予想するときの信頼度はとなります。
※赤の太字は、1着馬など好走馬の偏差値をS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けしたものです。C以上では好走馬は他より優れていると判断して、好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能と考えています。
体重の平均値 可能性の高い範囲
1着馬  498kg 470~526kg
1~3着馬  492kg 468~515kg
全馬平均  490kg 463~516kg



5.斤量と好走の関係性

ハンディ戦ですが、斤量による差は、1着馬は斤量が重い方が優秀なようです。1~3着馬も重い方が優位なようです。

また、斤量から1着馬を予想するときの信頼度は、1~3着馬を予想するときの信頼度はとなります。斤量から好走馬を予想することは可能と考えられます。
※赤の太字は、1着馬など好走馬の偏差値をS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けしたものです。C以上では好走馬は他より優れていると判断して、好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能と考えています。
斤量の平均値 可能性の高い範囲
1着馬 56.5kg 55.5~57.5kg
1~3着馬 56.0kg 54.7~57.3kg
全馬平均 55.0kg 53.3~56.8kg



6.馬齢と好走の関係性

 1着馬はやや若い世代が優位なようです。1~3着馬もやや若い世代が優位なようです。

また、馬齢から1着馬を予想するときの信頼度は、1~3着馬を予想するときの信頼度はとなります。
※赤の太字は、1着馬など好走馬の偏差値をS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けしたものです。C以上では好走馬は他より優れていると判断して、好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能と考えています。
馬齢の平均値 可能性の高い範囲
1着馬  5.3歳 4.1~6.5歳
1~3着馬  5.3歳 4.3~6.4歳
全馬平均  5.9歳 4.3~7.5歳



7.牝馬と好走の関係性

 牝馬の成績は、牡馬と同等の成績を残しています。
平均着順 可能性の高い範囲
牝馬  9着 5~12着
全馬平均  8着 4~13着
 牝馬の成績を偏差値にすると、50で牡馬と同じ成績を残しています。
なお、性別から好走馬を予想するときの信頼度はとなります。
※赤の太字は、1着馬など好走馬の偏差値をS,A,B,C,D,E,Fにランクを分けしたものです。C以上では好走馬は他より優れていると判断して、好走馬を予想可能、Dは参考データとして予想可能と考えています
 偏差値
牝馬   50
全馬平均   50



8.その他

単勝の倍率は、1着馬は平均で5倍(可能性の高い範囲は7倍以下)、1~3着馬は12倍になる(可能性の高い範囲は28倍以下)
過去10年間の中山金杯で1着に入った10頭のうち8頭は、前走で4着以内に入っている。(80%の確率)。



9.まとめ

(1)1着馬の傾向

1着馬を予想するには、「1~4番人気(S)、斤量55.5~57.5kg(B)、馬番2~9番(C)、第4コーナーで3~7番手(C)」の順で予想した方が良いようです。
※赤の太字は、前出の1着馬予想の信頼度
 また、場合によっては、4~7歳馬、馬体重470~526kg(ともにD)や、前走4着以内などの実績を考慮した方が良さそうです。

統計的な予想としては、4番人気以内、斤量55.5~57.5kg、馬番2~9番、第4コーナーで3~7番手が予想される、ギベオンが1着に想定されます。
(1/4馬番確定で予想変更になりました)



(2)1~3着馬の傾向

3着までの馬の予想は、「1~8番人気(B)、斤量54.7~57.3kg(C)」の順で予想した方が良いようです。
※赤の太字は、前出の1~3着馬予想の信頼度
 また、場合によっては、馬番3~11番、第4コーナーの位置2~9番手、4~6歳馬(ともにD)や、前走4着以内などの実績を考慮した方が良さそうです。



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※予想の信頼度の定義

 予想の信頼度は、偏差値61以上で、59以上で、57以上で、55以上で、53以上で、51以上で、51未満でとなるように設定しました。なお、となると、平均的な出走馬レベルになってしまいます。この記事では、以上で予想可能と判断しており、は参考値と設定しています。なお、四捨五入の関係で微妙な差があることもあります。
また、偏差値算出などの統計処理は、過去10年間のデータを用いています。

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※前々週の有馬記念1着馬予想は、人気は的中なものの第4コーナーでの位置はハズレ!阪神Cは人気だけの予想ですがハズレ!



(参考)偏差値とは?

 平均点が偏差値50となるように、成績を指標化したものです。理想的な成績分布をしている場合は、偏差値80では上位0.1%になり、偏差値70では上位2%、偏差値60で上位16%になります。そして偏差値50(平均点)では、上位50%になるのですが、成績分布が偏っていると、平均点=上位50%ではないことがあります。


投稿者: 統計人

趣味の競馬は30年以上やっている。 好きな馬は、テイエムオペラオー。 表の整理などが得意。経済学部に行けば良かったと後悔している。

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